
こんにちは!
小さいころから夢だったボーダーコリーとの生活で、毎日デレッデレ!スマホのギャラリーはネイトだらけのボダコユウです♪
ボーダーコリー“ネイト”との生活もあっという間に日が経ちました!
今回はボーダーコリーを飼育しているうえで、よかったこと、大変だったことなどを書いていこうと思います!
これからボーダーコリーを飼いたい!中型犬や活発なわんちゃんを飼いたい!と思っている方に是非読んでいただきたいです☆
みなさんは、ペットを飼われていますか?
私は現在、わんことにゃんこに囲まれた生活をしています
実家で暮らしていた頃はパグ2頭、猫2頭と生活を共にしていました
小さいころから現在に至るまで、動物と一緒に生活していた私ですが、幼少期に『ベイブ』という映画を見てから、
“いつかボーダーコリーを飼いたい!!”とずっと思っていました
みなさんは現在飼っているわんちゃんや、飼いたい!と思っているわんちゃん、欲しい!飼いたい!と思ったきっかけなどはありますか (^^)?
ペットショップで一目ぼれして家庭に迎え入れられた方も多いかもしれませんね♪
それぞれ素敵な出会いをして家族になってとても幸せな生活を送っていることでしょう
しかし!中には
しつけがなかなか入らなくて大変!
こんなに運動しないといけないの?!
先住犬や先住猫と仲良くできない!
など、≪思ってたのと違う!≫ と思われた方もいらっしゃるかもしれません
実は私も小さいころからボーダーコリーを飼いたくて、飼い主さんが書かれているブログや、犬種カタログ、サイトなどなど…たくさんボーダーコリーについて調べて、
その飼育の難しさや運動量の多さなどに圧倒され、なかなか飼育する勇気が持てずにいました…
そして下の子も小学生になり、
犬と向き合う時間も充分にとれるようになるのではないか、
子どもにとっても良き友となってくれるのではないか、と思い
ボーダーコリーのネイトとの生活がはじまりました
今回は、家に迎えてから1年が経過し、思っていた通りだったこと、予想外だったこと、
子どもや先住猫との生活などなどを書いていこうと思います♪



ネイトは毛の長いロングコートの未去勢の男の子です
これから書いていくことは、あくまでネイトを飼育して感じたことや、性格・運動量です
本文中では、一般的に言われている性格や運動量とも比較しながらご紹介させていただきます
同じ犬種でも性格や運動量などは十犬十色です
ボーダーコリーを飼いたいと思っている方の参考になれば幸いです♪
性格の比較


賢い
ボーダーコリーと検索すると一番に出てくる 賢い のワード
- 全犬種のなかでもトップクラスの頭のよさを誇り、しつけや芸を教えるとすぐに理解し覚えることができる
- 主人の指示を聞くのはもちろん、注意深く洞察力があるため、作業中は状況を判断して自分で動くこともできる
- 人間でいうと7歳程度の知能を持っている
と、一般的にはいわれています
ネイトは簡単なしつけやちょっとした芸を教えました
「すわれ」「ふせ」「おて」「おかわり」「ごろん」「あごのせ」などなど♩
簡単なものなら30分もかからず出来るようになることも多く、とてもビックリしました
ただ・・・



ぼくは主が喜んでくれるから 色々技を覚えた!
けど、横について歩く “ヒール” は苦手×
だってお散歩は自由に歩いたり、走ったり楽しみたい!!
と、このように自分がしたいこと、したくないことが明確で、≪やるか・やらないか≫ も自分で考えられるという点も(ズル)賢いといった感じですね・・・
運動好き
賢さにプラスして運動能力も高いボーダーコリーは、ドッグスポーツやドッグダンスの常連さん♩
もともと放牧犬として飼われていた犬種で、広い牧場を駆け回って生活していたこともあり、体力も十分!
長時間でも走ったり遊んだりすることができます
ネイトは、シュッとしたスマート体形というよりも、ずっしりした骨格・体形をしている少しどんくさい男の子
ドッグスポーツにはまだチャレンジしたことがありません
ただ、散歩や遊びは大好きで、朝夕の散歩+河川敷や公園でボール遊びをたくさんしています
休憩を挟みながらですが、ほぼ1時間走りっぱなしで過ごすことも多いです☆



暑さに強い犬種ではないため、できるだけ涼しい時間帯を選んで遊んであげてください
また、水分補給後すぐにダッシュを繰り返すと胃捻転を引き起こし、最悪の場合死に至る可能性もあるため、注意してください
家族に対し愛情深い
ボーダーコリーは忠実で、愛情深い性格をしていて、信頼関係を築きやすく、飼いやすい性格をしていると言われています
ネイトは家族に対して、とっても甘えん坊!
今まで一度も家族に対しムキムキ(歯を見せ威嚇する行為)したことはありません
また、下の子(小1)と遊んでいる時は、明らかに力を抜いています
これは自分よりも力が弱いこと、足が遅いことをしっかり理解しているから
そのうえで、楽しく遊べるよう対応を変える姿は、賢く愛情があるという証明なのかな?と日々感じています
警戒心が強い
ボーダーコリーは警戒心が強く、注意が必要な場合があります
警戒心が強いのは、羊を守らなければならない放牧犬としての本能が残っていることが原因であるとされています
そのため、知らない人間や動物に対して、威嚇したり吠えたり、ひどい場合は咬みついたりすることもあります
ネイトは、未去勢の男の子
去勢手術を行っていないため、性成熟を迎え大人になる1歳前頃から警戒心が強く出るようになりました
1歳を過ぎた今は
一緒に遊べる犬/苦手な犬
僕を触っていい人/触らないでほしい人
をしっかり区別するようになりました
苦手な犬に対しては、「近寄らないで!!」と思いっきり威嚇します
こちらが制止しなければ、襲い掛かるほどに苦手な犬に対し、厳しい反応を示します
触らないでほしい人に対しては、攻撃することはありませんが、
・吠える
・逃げようとする
・伸ばされた手を避ける
・私の後ろに隠れる
など様々な反応を示します



攻撃行動や威嚇、吠えが問題視されることもしばしば…
警戒心は性格によってレベルは違いますが、無駄吠えを減らすことや、咬みつきを防止することは可能です!
しつけや社会化トレーニングを行い、人間と穏やかに共存できる子に育てていきましょう
見た目について


毛の長さ
ボーダーコリーの毛の長さは2種類
・ふさふさっとした長い毛が特徴の「ロングコート」
・滑らかな短い毛が特徴の「スムースコート」
原産国はイギリスですが、
ロングコートは「オーストラリア系」「ニュージーランド系」
スムースコートは「イギリス系」
と言われています☆
ネイトはふさっふさロングコートの男の子
これがまたよく抜けるんです!
毛が絡まって毛玉ができないように、皮膚の健康維持のために・・・と、毎日ブラッシングをしていても気づけば部屋の隅にネイトの毛が落ちてるなんて日常茶飯事です
抜け毛は大変ですが、ふさふさの体はそれはもう触り心地が良く、もふもふして撫でまわして毎日癒されていますよ♪
体の大きさ
体高53cm前後、体重14~22kgほどで、中型犬に分類されるボーダーコリー
体の大きさは、男の子に比べると女の子の方がコンパクトで、
体高1よりも体長2のほうがやや長く、均整のとれたスマートな体型をしています
均整のとれたスマートな体型・・・ですと??
ネイト君・・・骨太のずっしりしたボディを持っています
1歳を迎えるころには、ずっしり20kg
毛量も多く、毛も長いため余計に大きく見えますが、現在はちょっと気にして19kg前後に落ち着いています♡
スポーツドッグではないし、ショードッグでもない、ただただ溺愛する対象のネイト
スマートな体型ではないかもしれないけど、健康でかわいい体型をしていますよ
立ち上がると125cmの娘と同じ高さがありました!
カラー
ボーダーコリーには、さまざまな毛色があります
なんとその毛色の種類は40種類以上あるともいわれています!
日本ではブラック×ホワイトがおなじみですが、白地を基調に、
・チョコホワイト(茶色)
・ブルー(青みがかったグレーブラック)
・イザベル(ライラック)
・マール(大理石のように色が混じり合う)
・トライカラー(黒×茶色×白)
などたくさん素敵なカラーのボーダーコリーがいます♪



ちなみに僕は「ブルーマール」っていうカラーで、白地にブルーとブラックが混じり合った毛色をしてるよ!
心配な病気
犬種ごとにかかりやすい病気があり、ボーダーコリーがかかりやすい病気といわれているのは下記のとおり
・「股関節形成不全」 股関節の形が先天的に異常な形になっている
・「コリー眼異常」 軽い視力障害や眼内出血、網膜剥離により失明する場合もある遺伝性の目の異常
・「セロイドリポフスチン症(CL症)」 運動障害、知的障害、視力障害などの症状が起きる遺伝性の病気
・「肘関節形成不全」 前足にある肘関節がうまく形成しないことが原因で骨や軟骨に炎症を起こす
・「グレーコリー症候群」 シルバーグレー、チャコールグレー、グレー、ライトグレー、シルバーなどの特定の毛色のコリーに発生する遺伝性の血液の病気
発熱、結膜炎、食欲の減退、関節痛、呼吸不全、下痢などが見られるようになる
・BCC(ボーダーコリー虚脱症候群) 激しい運動をしたあとに、歩き方がおかしくなったり、突然ふらふらになって座り込んだりする病気



これらは遺伝子検査で発症リスクを調べることができるものもあります
ただ、発症リスクがあった場合でも、寿命を迎えるまでに確実に発症するとは限りません
定期的に血液検査や健康診断を受診することが最も大事じゃないかなというのが私の個人的な考えです★
ネイトはこんなボーダーコリー
ここからは我が家のアイドル、ネイトの生態について書いていこうと思います
もちろん、犬の性格や体重などは十犬十色。参考までにご覧ください♪
1歳地点の性格
生後2か月で我が家に来たネイト、毎日一緒に職場へ出社していたこともあってか、とっても甘えん坊の男の子♡
生後1歳を迎えてからはお留守番することも増えましたが、私が帰宅するととっても嬉しそうに駆け寄ってきて、激しめの愛情表現で迎えてくれます
抱っこも大好きで、体重が20㎏になった今でも抱っこすることがあり、「いつまでもパピーちゃんだね~♪」なんて言いながらデレデレしています
体重推移


生後2か月~3か月では2.3㎏増、その後は1歳になるまで平均1.5㎏ずつ毎月増加しています
毎日どんどん大きくなっていき、体格も表情も日に日に変わっていくので、驚きました
1歳になってからは体重の増減は緩やかになっています
次に見た目の変化について見てみましょう♪
見た目の変化
幼児期:コロコロ(生後2か月~5か月)
手足やマズル(口~鼻先)も短く、全体的に丸い印象
やわらかい毛は細く短めで全体的にモコモコ状態、お腹は毛がなくツルッツル


少年期:シュッ(生後6か月~11か月)
毛は全体的に伸びてきましたが、まだまだやわらかい毛質で首周りの毛が少なめ、しっぽも細く、手足やマズルも少し伸びて全体的にほっそりした印象
全体的なバランスでは体よりも頭が大きい


青年期:キリッ(生後12か月~)
毛も伸び、毛量も増え全体的にもふもふ状態、背中の毛は少しコシのある毛質に変わり、しっぽも立派に太くなりふっさふさ♪
頭と体のバランスも取れてきて、全体的にずっしりとした印象
ネイトはマズルが太短いようで、パピー顔のままです


よくかかった病気
1歳になるまでは下痢がとっても多かったです
病院で寄生虫の検査や、消化器官の検査をしても問題なし…
いつも病院でもらったビオイムバスターや胃腸の調子を整えるお薬を飲んでいました
原因が寄生虫でない場合、下痢を引き起こす要因として、
・早食いや食べすぎ
・運動不足のストレス
などがあるため、
適正量のごはんを早食い防止の食器を使用してみたり、
1日1回はしっかり運動の時間を設けるよう努めていました!
雨の日などは、家の中で走り回ることも難しいので、知育玩具などを使って脳疲労を与えることでストレス軽減を図りました
ただ不思議なことに、1歳をすぎると下痢を起こすことが本当に少なくなりました
胃腸の成長が落ち着くのが1歳ごろだったのかな?と今になっては懐かしくなるほどです
子どもや先住猫との相性
どんくさい部分も多いが、とても活発で元気なネイト
大人に対しては遠慮なくおもちゃもぐいぐい引っ張るし、飛びついてくるし、甘噛みもしていましたが、
下の子(当時年長さん)に対しては、
おもちゃの引っ張りも力を緩め、思い切り飛びつくこともなく、
一緒に走るときはスピードを合わせて走る…など、
『ちゃんと小さい子。っていう認識がある』ということにびっくりしました
先住猫については、一言でいうと『怖い』ようです、笑
近づくと猫に威嚇され、猫パンチされ…そうしているうちに怖くなったようです
これは先住猫の性格にもよると思いますが、我が家では圧倒的に猫が優位に立っています
猫パンチから逃げるネイト…かわいそうですが、めげずに近づく姿はとてもかわいいです、笑



これらの様子を見る限り、接する人や動物の特徴や特性などをちゃんと見て判断しているんだな、と感心しました
飼い主の行動なども見て判断している部分もあると思うので、ダメな場面で制御できる関係性を築いておくことも重要です
他のわんちゃんとの相性
普段おっとりした性格のネイト、基本的に他のわんちゃんとも仲良くできました
ただ去勢手術をせず、1歳が近づき性成熟を迎えると、テリトリーに関して敏感になり、独占欲や警戒心が強くなったことで、
自分がおもちゃで遊んでいるときや、おやつをもらおうと待っているとき、何かに集中しているときなどに他のわんちゃんが近づくと威嚇することも多くなりました
ただ1歳を過ぎたあとでも、子犬に対してはとても温厚で、おもちゃを取られても飛び掛かられても怒らず、のほほんと過ごしていたことにはビックリしました
人間の子どもへの対応と同様、「小さな子」という認識はしっかりあり、
「優しくしなければならない、傷つけてなならない存在」と理性でわかるということなのかな?と思います
大変だったこと、驚いたこと
破壊神!なんでも壊します!
とにかく力が強く、本人は遊んでいるだけでも人間は筋肉痛になるし、物は壊れる!それが日常でした
ロープで遊ぶと思い切り引っ張るので腕がちぎれそうになり、太いロープのおもちゃも10分持たないことも・・・笑
お散歩に使用するリードも目を離すとちぎられる始末・・・


おもちゃもリードも消耗品!と早々に自分を納得させたことを思い出します、笑



ただ、家具家電や壁など、破壊してはいけないものに関しては、共同生活維持のためにも、あと誤飲などを防止するためにも、必ず小さいうちから絶対にしつけをしておかないといけません
そのためにも壊していいもの、壊していいもの、を決めてしつけを行うようにしてください


エリザベスカラーも一瞬でビリビリに壊し、ケージの扉も体当たりで強行突破
なんともタフな体と性格をしているので、毎日対策と突破の追いかけっこでした
ケガも日常茶飯事
ボーダーコリーは何と言っても活発な犬種です
1歳を迎えるまでは特に活発で、加えて好奇心旺盛なため、遊びでも無茶をしたり、高いところから飛び降りたりとケガをするリスクがとても高いです
ネイトもドッグランで遊んでいるときに柵で前足をひっかけケガをして、しばらくエリザベスカラーを着用していた時期がありました・・・


片足が治ったかと思えば、もう片方の足を全く同じ場所、同じ状況下でケガをされたときは、
「ボーダーコリーって賢いハズなのでは・・・?この前ここでケガしたの、もう忘れた??」と
ちょっと思いました、笑;
ただ命に関わる大事故や、手術が必要な大けがをせず1歳を迎えられて本当によかったです
シャンプーの回数が多い
遊ぶのが大好きで、ドッグランや河川敷、川や山など、いろんなところへ遊びに連れて行くのですが、
激しくボールを追いかけ盛大にスライディングをしたり、川に入って遊んだりと、泥んこになる機会がとっても多く、
月に2回シャンプーの日を設けていても追いつかない!家に上げられない!ということが多々ありました、笑
ただでさえ体も大きく毛も長いのでシャンプーは一大イベントなのに、しょっちゅう洗うとなると本当に大変ですし、犬の皮膚にとってもダメージが大きいのでガッツリ洗えない、でもしっかり洗わないと汚れは落ちない…というジレンマとの戦いでした
そこで、我が家では月に2回のしっかりシャンプーの日に使うシャンプーとは別に、普段洗い用としてダメージが少なく、しっかり洗い流さなくてOKなので時短になる「自然流」というシャンプーを使用しています★


自然流トリートメントシャンプー【全犬種用】
天然ハーブの洗浄力で、毛の汚れやほこりなどの頑固な汚れをすっきりと落とす、洗浄効果の高いシャンプー。
しっかり洗い流さず、少しぬめりが残った状態で乾かす珍しいタイプのシャンプーです。
※濃縮タイプ3〜15倍希釈
(まとめ)ネイトとの生活を振り返り
生後2か月から我が家にやってきたネイト
やっぱり小型犬とは全然違って、おもちゃは一瞬で破壊するし、賢いがゆえに脱走やいたずらの対策をしても突破されてイタチごっこな日々も続き、ヘトヘトに疲れた時期も一瞬ありました
運動量も必要なため、毎日の散歩に加えてドッグランへ足を運び、河川敷や公園で何時間も遊ぶことに関しては、普段から子どもたちと出かけていたりしていても、大変に思うこともありました
ただ、ずっと飼いたいと思っていたボーダーコリーとの生活が楽しく、大変なことが多くても、もちろん可愛いことに変わりはなく、むしろ大変な状況でも笑い飛ばせるぐらいになれました
とってもとっても愛情深く、甘えん坊なボーダーコリーのネイト
これからも元気に健康に長生きできるよう、全力でサポートしていきたいと思います!





ボーダーコリーを飼育するのは、はっきり言って簡単ではありません
生涯飼育をしてもらうためにも、この記事では大変な部分も書かせていただきました
それでも今回ご紹介できた大変な部分はほんの一部です
しかし、問題行動には必ず理由や原因があって、人間がしっかりと向き合い、導くことで大きく改善できることが多いです
一度迎えたわんちゃんを最期まで溺愛してもらえると幸いです*
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